三菱地所が掲げる
「NEW CITY VISION」実現に向け、
DXプロジェクトを推進する

ITコンサルティング部 開発推進室
基礎工学部 電気電子応用学科卒
2017年入社 【新卒】

CAREER PATH

2017年
BMSプロジェクト部所属。テナント契約賃料等の予算を管理する「ビル予算管理システム(BCB)」および「ビルフリーレントシステム(BFR)」の保守運用を担当
2018年
部署統合によりシステム1部所属。BCB・BFRに加え、ビルで発生した事故や事件、クレームを管理する「安全管理システム」および工事業者の作業申請を行う「作業届システム」の保守運用を担当
2019年
ITコンサルティング部 旧R&D推進室(現開発推進室)所属。マルヤマクラスの検針業務効率化を目的とした検針システム「楽杉けんしん」のWeb管理画面のDB、API開発を担当
2020年
システム1部所属。2018年に担当していた安全管理システムと作業届システムの保守運用を再び担当。また安全管理システムのリプレースプロジェクトに6月~3月参画
2021年~
ITコンサルティング部 開発推進室所属。三菱地所DX推進部 DUXユニット開発チームの業務支援要員として、顔認証システムや三菱地所社員出退勤管理アプリをはじめ、各案件に参画。

MY WORK

三菱地所 DX推進部 DUXユニット開発チームの業務支援要員として、開発推進室に所属しています。そのミッションは、「目標はあるが道程が不明。課題はあるが解決法不明」等、解がないことに対して、顧客ニーズ・事業ニーズにマッチする策は何かを模索すること。現在主に取り組んでいるのは、三菱地所が掲げる「NEW CITY VISIONS」の実現の一端を担う、顔認証システムや防災DXなど新たな体験を提供するプロジェクトです。「Machi Pass FACE」は、丸の内エリアに来訪した一般のお客様がストレスフリーで色々な体験をできるようにするための大元となるシステム。私はその構想段階から関わっています。今は各施設への展開に向けて各所と調整中ですが、開発のバージョンアップは続いており、静脈認証についても導入できないか検討中です。

Q.MJITへ入社を決めた理由を教えてください。

大学ではどちらかといえば、PCをつくる側の勉強をしていたのですが、仕事をするならPCを使う側に回りたいと思い、IT情報系企業を中心に就活をしました。その中でエージェントに紹介していただいたのがMJITです。それまでは不動産会社に関連IT会社があるとも思っていなかったので、逆にすごく面白そうだなと直感し説明会に参加。そこでビルを管理するシステム開発を担ったり、丸の内エリアの不動産を所有する三菱地所のシステムに携われると聞いて、「丸の内の街をつくっているIT会社ってかっこいいな」と思い、志望に至りました。面接で「MJITが第一志望です」と言ったのは、嘘偽りない思いでした。

Q.これまでで最も印象に残っている仕事はなんですか?

入社3年目に、三菱地所が所有する商業施設「マルヤマクラス」の電気・水道等の検針業務効率化を目的とした、検針システム「楽杉けんしん」の開発を担当したことです。それまではシステムの保守運用を担当していて、開発に携わるのはこの時が初めて。ユーザーのさまざまな要望に対してどうしたらできるのか、どこまでつくり込めば、ユーザーとして許容できるのだろう、ユーザーにとって本当に必要なのだろうかなど、その判断一つ一つに難しさを感じました。プロジェクトは私と後輩の二人体制で、後輩が画面のデザインを、私はデータベースをつくるためのAPI開発を担当。開発のプロセスでは、マルヤマクラスの担当の方と一緒に現地を回って、直接ユーザーと会話をすることもありました。計画から実装まで自分が能動的に動かなければ何も進まない中で、システム開発の進め方をしっかり学ぶことができました。苦労して開発を終え、検針システムを導入後、お客様に直接、「すごく楽になりました」と言われた時は、目に見える形で業務効率化に貢献でき、とてもうれしかったですね。

Q.エンジニアとして何を目指したいですか?

ITエンジニアとしての知識はもちろん重要だと思いますが、それにも増してユーザーに寄り添うことのできるエンジニアになりたいと思っています。三菱地所グループの事業に貢献するシステムに携わるからには、三菱地所グループの事業の特性を理解していないと仕事にはなりません。それを実感したのは、ビルで発生した事故や事件、クレームを管理する安全管理システムのリプレースプロジェクトに参画した時です。このシステムは、三菱地所を含めて4社が使っているもの。そのため開発は、ユーザーからプロジェクトメンバー、ベンダーまで総勢13-14人が集まる会議を週2回行いながら進めました。ユーザーそれぞれが実現したいものがある中、その整理から始まり、また、要望をシステムで実現するか、運用で実現するかの切り分けをしたり……。開発期間が限られていたため、何よりもコミュニケーションロスを避けたいと思い、関係者の認識齟齬を防ぐため、メール1本打つにも、「誰がいつまでに何をするか明確に伝える」「嫌な気持ちにさせない」を徹底しました。その中でコミュニケーション能力が飛躍的に向上しましたし、三菱地所グループの方々の事情や思いを汲み取りながら開発を進めることができるのがMJITの強みなのだとも再認識。完成後、ユーザーから感謝の言葉をいただけたことは忘れられない思い出です。

Q.MJITの働く環境について教えてください。

人との距離が近くて、何かわからないことがあった時、誰に質問してもきちんと答えてくれますし、自分ではわからないとなれば他の人を紹介してくれたりと親切な人が多く、とても働きやすい環境です。また、ライフプランを配慮してくれるのも魅力。周りを見ると、産休・育休を取得後、復帰している女性社員も多いですし、男性で育休を取得している方もいます。そして育児との両立も考慮して、担当プロジェクトの量を調整してくれる一方で。男女差はなく、良くも悪くも実力主義です。結婚後もキャリアアップし続けて、グループリーダーを任されているバリバリ活躍している女性社員もいます。私もゆくゆくは、大規模なプロジェクトを回していく、プロジェクトマネージャーとして活躍したいなと思っています。

ONE DAY SCHEDULE

9:30
業務開始
以降、メールやチャット捌き
10:30
DUXユニット定例
12:00
昼食
13:00
各種作業
・顔認証システムのメンバー登録や各種調整
・GAデータ等のデータ連携作業
・DB内のデータ加工
16:00
開発チーム定例
18:00
終業

※在宅勤務日

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ITコンサルティング部 ITアーキテクチャー室
地球・環境資源理工学専攻 修了
2015年入社 【新卒】

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