一つひとつのハードルを乗り越えて、
プロジェクトを動かす立場へ
M.TOYAO
システム基盤部 認証基盤チーム
地域国際専攻 修了
2016年入社 【新卒】
CAREER PATH
キャリアパス
- 2016年
- グループ統括部 ネットワークチーム配属
- 2018年
- システム2部 奉行・DIVAチームへ異動
- 2019年
- 奉行・DIVAチームのプロジェクトリーダーを務める
- 2020年
- システム基盤部 認証基盤チームへ異動。認証基盤チームの保守プロジェクトリーダーを務める
- 2021年
- システム基盤部 認証基盤チームのプロジェクトマネージャーを務める
MY WORK
現在の仕事
私が所属するシステム基盤部は、三菱地所グループ全体のサーバ・ネットワーク・クライアントなどのインフラ基盤に関わる様々な統括管理業務を担う部門。大規模なシステム改修や新システム導入などでは、ユーザーの利便性を高めるための企画・計画を策定し、グループ全体の高品質なインフラ基盤を構築します。その中で認証基盤チームは、グループ全体のPCのアカウントやパスワードの一元管理、権限設定によるユーザーのアクセス制限といった、セキュリティ強化をつかさどるADサーバの保守管理を担当。プロジェクトマネージャーとして業務のアサインや進捗の管理、運用ルールや保守作業手順などの改善活動、各種プロジェクト対応などに従事し、安心・安定したサービス提供を通して日々の業務をシステムの面から支えています。
Q.MJITへ入社を決めた理由を教えてください。
語学を活かせる旅行業界などをメインに就活していましたが、営業職からキャリアがスタートする会社が多く、職種の適性が自分に合うのか不安がありました。そこで就活サービス会社のキャリアコンサルティングを受け、性格分析をしてみるとシステムエンジニアの適性があるとの回答が。理系の仕事だと思っていたので驚きましたが、話を聞くとコミュニケーション能力や企画力を活かす上流工程の業務だと分かり、面白そうだと感じました。そして業界研究をする中で、総合デベロッパーである三菱地所グループのIT戦略を担うMJITに出会いました。盤石な財務基盤や、不動産事業にも広がる幅広いITビジネスのフィールドにも惹かれましたが、最も心動かされたのは人事の方の学生への真摯な態度でした。畑違いの私にも積極的に向き合い、いないと思っていたOGを紹介してくれたのです。その対応に、他の会社とは違う“人間力”を感じましたし、面談できたOGのリアルな話に「私でもやれそうだ」と安心し、入社を決めたのです。
Q.入社後、印象に残っている仕事はなんですか?
まず配属されたグループ統括部のネットワークチームで、事務所の開設・移転時のネットワーク環境の構築や、開通工事監理などネットワーク環境の保守管理を担当したときのことです。ここで三菱地所の本社移転プロジェクトに参加する機会を得て、師と仰げる先輩と出会い、業務の基本やプロジェクトの実際を間近で学ぶことができました。このプロジェクトは複数のグループ企業が関わる大規模なもので、ネットワーク移設を担当する先輩のサポート役が私の任務。進捗のたびに先輩から丁寧な説明を受けて、知識をストックしていきました。中でも大きな学びだったのがプロジェクトの動かし方。先輩は関係者と常に直接会い、何度も手順を伝達・確認するのです。そこには「きっと伝わっているはず」という“思い込み”こそがミスを招く、との経験知がありました。労を惜しまず自ら動く。そのことの大切さを今も私は胸に刻んでいます。
Q.ご自身の成長のきっかけになった出来事を教えてください。
システム2部の奉行・DIVAシステムを担当するチームに異動し、2年目にプロジェクトリーダーを務めたことです。ここはグループ全体の会計や連結決算といった経理システムの運用保守・導入を担う部門。ITに加えて簿記などの会計知識が必要ですが、実は数字は大の苦手(笑)。しかしチームの気さくな雰囲気に大いに助けられました。空き時間を見つけては、自ら積極的に動いて簿記の勉強会をお願いしたり、技術的な質問をどんどんぶつけたり。こうした動きやすい風土も、MJITならではの特徴です。プロジェクトリーダーにステップアップしてからは、メンバーへのアサインや進捗管理など裁量権の伴う業務や、その責任を担う厳しさを学ぶ一方、リーダーとしてより効率的に仕事の手順を見直すなど業務改善にもチャレンジし、仕事の幅を広げていきました。
Q.現在はどんな業務に挑戦していますか?
認証基盤チームへ異動直後から、プロジェクトリーダーとして三菱地所グループ全体の人事異動の対応業務を任されています。毎年4月の恒例業務で、約3,000件もの申請に短期間で対応する必要があり、当初、経験則のなかった私は100%手順を把握して臨めず、チームとして作業ミスが多発。ユーザーに迷惑をかけてしまい、悔しい思いをしました。そこで同じ過ちを繰り返さないために、煩雑な手順の標準化、チェックシートの導入、確認ポイントの見える化などの改善に着手。その甲斐あって、今年は大幅にミスを削減できました。現在はマクロを活用したCSVファイル作成の自動化に取り組むなど、プロジェクトマネージャーとして積極的に課題と向き合い、チームを牽引してさらなる改善に挑戦しています。「言うは易く行うは難し」ですが、先輩から学んだ初心を忘れずキャリアを重ね、いずれはプロジェクト成功に不可欠な「ITアーキテクト」のような存在になりたいですね。振り返ればITの専門用語一つ知らなかった私でも、ここまで成長できたのですから「文系だから」「ITは畑違い」はナンセンスです。真剣に向き合えば、どんなハードルも必ず乗り越えていけるはずです。
ONE DAY SCHEDULE
ある1日のスケジュール
- 9:30
- 勤務開始
- 9:30~10:00
- メール・Teamsチェック、勤怠入力
- 10:00~10:10
- 朝会
- 10:10~12:00
- 作業(資料作成、管理資料更新、メンバーからの相談対応等)
- 12:00~13:00
- お昼休憩
- 13:00~14:00
- GL・PDミーティング(チーム定例)
- 14:00~15:00
- 打合せ(社内外問わずスポット的な打合せ)
- 15:00~17:00
- プロジェクト定例
- 17:00~18:00
- 作業、明日の予定・タスク確認
- 18:00
- 勤務終了