先進的な研究開発の中で新たな知見を獲得し、
三菱地所グループに還元していく

ITコンサルティング部 開発推進室
電気通信学部 電子情報学科卒
2020年入社 【キャリア】

CAREER PATH

2021年5月
ITソリューション部 開発推進室に配属
2021年6月
三菱CC研究会 第四研究部会 AIチームに参加
2021年7月
建設見積額予測プロジェクト@分析組成支援業務を担当
2021年9月
店舗検針メーターの読み取りAI化業務を担当
2021年10月
時空旅行アプリ企画・開発業務担当
2021年10月
人事部データ分析業務を担当

MY WORK

所属する開発推進室は、MJITのR&Dを担う部署。そのミッションは、三菱地所の不動産業の事業領域に関連した研究開発を行い、新しい知見を得て、三菱地所グループに還元していくことです。社長直轄の部署であり、毎週月曜日に社長室に伺い、状況報告を行いながら複数のプロジェクトを進めます。社長にアイデアを提案して、内容が良ければ、「進めてよし」ということもあり、自由度はかなり高いと言えます。現在、AIに関する業務を担当する中で携わっているプロジェクトの一つは、三菱地所が所有する商業施設(マルヤマクラス)に設置した検針メーターを自動(AI活用)で読み取る実証実験です。当初は72%でしたが、現在は96%まで精度が向上。データサイエンティストとして精度にこだわり抜き、結果として成果に繋がった時、大きなやりがいを感じます。

Q.MJITへの転職を決めた理由を教えてください。

MJITに入社する以前は、AI系専門職のマネージャーとして、機械学習やAI関連の開発に携わっていました。そんな中、転職を考え始めたきっかけは、アメリカで先行していた不動産業界のAI導入が、いよいよ日本でも始まるという動きが見えてきて、これからAI人材の需要が高まると感じたこと。そこで転職先を探していたところ、転職エージェントから紹介された企業の一つがMJITでした。AI関連の仕事を行う上では、データを分析する環境や、AIに関する認知度が高い環境がある方がやりやすいのは言わずもがなですが、MJITの場合、当時、そうした環境が万全とは言い難いものがありました(苦笑)。ところが、大鐘社長と話してみると、AIへの関心が非常に高く、本気で取り組む姿勢が感じられて、かつ、そのお人柄にも魅力を感じて……。出来上がっている環境に身を置くより、ゼロからのスタートという方が面白いかなと思い直し、MJITに入社しました。

Q.入社後、最初に手がけた仕事について教えてください。

時空旅行アプリ企画・開発業務です。これは、例えば、古地図を反映したアプリを使うと歴史上の偉人が通った道が画像で見えるなど、リアル空間とバーチャル空間の接点をユーザーに楽しんでいただけるもの。昨年から開発を始め、今は学校の授業での活用を視野に入れて、大鐘社長の人脈を活用して地方自治体にお声がけしているところです。開発業務と並行して、ビジネスそのものの企画にも取り組むことができるのが非常に楽しいですね。私は、AIやITは新しいビジネスを描き実現するための強力なツールと考えていますし、ベンチャー志向でもあるので、業務と自分の思いがぴったり合っていると感じています。私が今取り組んでいることは、一見AI×不動産からは遠いように思えるかもしれません。でも実は、時空旅行アプリも、「現在の仕事」で紹介した検針メーターの読み取り自動化も、ユーザーにとってその成果がわかりやすいものから普及していき、そこで知見やノウハウを深め、いろんなところに少しずつつなげていくという戦略の一つ。最終的には不動産価値のAI予測といったプロジェクトを提案し、三菱地所グループに大きく貢献していきたいと考えています。

Q.MJITで働く魅力を感じるのはどんな時ですか?

三菱CC研究会(三菱グループ有志14社で情報処理・通信に関する新技術の調査・活用及び事業化を目的に組織化した研究会)のAIチームに参加したこともその一つです。私はリーダーとして、三菱グループの他社の方々と共に、米国の分析コンペティションに参加。世界的クラスのAI分析ツールを使って、その精度の凄さを体感したり、他社の優秀な方々と議論しながら進めていくのは、とても刺激的で勉強になりました。また最近では、MJITに、大手ゲーム会社で勤務していた方など、非常に専門性のある人財が入社してきており、そうした方々と話をする中で企画や開発のヒントが得られるのも楽しいです。さらに今、開発推進室として、三菱地所の人事の支援業務を行なっているのですが、三菱地所に優秀な元データサイエンティストがいらっしゃいまして、素晴らしくたくさんのご助言をいただいております。このようにグループの人財リソースをフルに活かせるのも、MJITで働く魅力だと感じています。

Q.今後、どのようなことに挑戦していきたいですか?

今年は統計学を活用して目に見える利益創出に貢献する提案を行っていこうと考えています。例えば、人の健康状態を予測分析し、行動変容によって健康保険組合の医療費支出の大幅削減を実現するといったプロジェクトや、周辺データから不動産価値を予測するようなプロジェクトです。まだまだ構想段階ですが、こうしたプロジェクトを成功につなげるために、予測精度の向上を図っていきたいと思っています。また、社内のAI人財を増やしていくことも取り組みたいことの一つ。どのように働きかけたら、AIに興味を持ってもらえるか工夫をしながら、啓蒙していけたらなと考えています。ぜひ一緒に、情熱を持って、かつ楽しく、AIにチャレンジしてくれる方に入社していただけたらうれしいですね。

ONE DAY SCHEDULE

9:15
自宅でテレビ会議(朝ミーティング参加)
12:00
出社
13:00
会議の準備のための会議
14:00
社長室で社長と会議
15:00
データ分析業務
17:45
退社

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理工学部 都市工学科卒
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2008年入社【キャリア】