異業種から入社してキャリアを重ね
執行役員として会社を引っ張る存在に

執行役員
システム基盤部長兼次期グループインフラ室長
2000年入社【キャリア】

CAREER PATH

2000年
入社
2005年
企画・営業部
2010年
ビルシステム部
2012年
コーポレートシステム部
2015年
BMSプロジェクト部
2017年
システムコンサルティング部
2018年
ITコンサルティング部
2021年
システム基盤部

入社直後、三菱地所基幹システム切り替えプロジェクトを担当

新卒で入社した会社(電算システム関連の部署に配属)に当時の役員が出入りしていて、2社目の釣具店で働いている時に、その方から声をかけてもらったことがきっかけで入社しました。入社当時は、三菱地所が汎用機(旧システム)を使っていて保守する部署に配属されましたが、数ヶ月後にオラクルのEBSを導入するというプロジェクトが立ち上がり、異動になりました。三菱地所の中でビル、住宅、コーポレートと事業部ごとに分かれてシステム導入のプロジェクトが立ち上がり、コーポレートの経理を担当しました。三菱地所としても10数年ぶりのシステム切り替えとなる大きなプロジェクトで、業務自体やプロセスも大きく変わるということで、全て大変でしたが、親会社の経理業務、業務システムを学ぶことができ、一つの転機となりました。

企画営業でユーザー対応を経験

ユーザーとの窓口的な役割でユーザーと直接会話しながらニーズを聞いたり、こちらの対応を報告したりする、ユーザー設定の部署でした。これまでやっていたシステム保守とは全く異なり、ユーザーの声を直接聞くことができ、やりがいを感じることも多かったです。会社の業務について広く学ぶことができました。

マイナスからのプロジェクト立て直し

BMSプロジェクト部で、その当時かなり大きな金額のプロジェクトを立て直さなければいけないというところに参加しました。ユーザーに謝るところから始め、再度我々にやらせてほしいと説得するために、説明に力を入れました。おかげさまでもう一回スタートすることになり、プロジェクトが立ち上がりました。私は異動になり、最後までやり遂げることはできませんでしたが、今までにないようないい経験をさせてもらい、印象に残っています。

部長としてITコンサルティング部を立ち上げ

社長直轄の部署として私を入れて3名でシステムコンサルティング部(現ITコンサルティング部)を立ち上げました。これまでにない部署だったので何をやるかという模索から始まった感じです。AIやIoTといった先端系技術について、ユーザーにニーズを聞いたり提案をしたりする部署でしたが、そういう観点での我々のノウハウや知識がないこととユーザー接点がないことから、社内で社長、役員も含め、ユーザーとのコネクションを駆使して、ヒアリングするなど地道に活動しました。そして、グループ会社の窓口機能、ITパートナーを作り上げ、グループ会社の数も増えていく中、機能や役割をきちんと確立させて、さらに拡大させることができました。部長になりたての頃は何をやっていいかよくわからない状況でしたが、管理職としてより組織のこと、自分の部署、会社を意識した行動を求められると感じました。

システム基盤部長、執行役員に就任

システム基盤部はグループのインフラ領域を担っている部署です。システムを作り上げる訳ではなく、基本の土台を守るというあまり目立たない領域ではあるものの、ないと業務として成り立たない。そういった意味では非常に重要な部署で、きちんと支えていきたいと思います。そして、執行役員になりましたが、ユーザーを大切にしながら自分たちの仕事をきちんと全うするという仕事への姿勢は今までとは変わっていないつもりです。ただ、一緒に働く社員が仕事をする上で夢を持てるような、目指したいと思えるような姿になれたらという気持ちはあります。社員の代表的な立場、模範となるような立ち居振る舞いができるように意識しています。

三菱地所ITソリューションズの魅力

様々な業務を経験しましたが、20年近くいられたというのはどれも自分としてやりがい、面白みがあったということです。あとはやはり社内の雰囲気やメンバー間の距離感が心地よかったことも長く勤められた要因です。本人にやる気があれば、多様なチャレンジができる環境だと思います。

今後について

グループ全体のインフラ環境を大きく刷新しようというプロジェクトが進んでいて、その管理をする部署も兼任しています。グループ全体のネットワーク環境、インフラ環境を、セキュリティ面を強化した環境に変えようということでかなり大きなプロジェクトになっていて、それを管理する部署です。今後、当社がまずファーストユーザーとして稼働しグループ内で順次展開していく予定です。

求める人物像

自走できる人。自ら考えて行動できる人が求められていると思います。そのための育成はやっていかなければいけないと思っていますし、会社としてもMJITアカデミーというものを立ち上げて学びができる環境を作っています。