グループのインフラ環境刷新に
セキュリティ面で尽力

ITコンサルティング部プロジェクトディレクター
ITアーキテクチャー室兼務
システム基盤部次期グループインフラ室兼務
2005年入社【キャリア】

CAREER PATH

2005年
入社。インフラシステム部配属。主にネットワークの構築・運用業務を担当。
2015年
セキュリティ推進室を兼務。
2018年
三菱地所経営企画部(現DX推進部)に出向。
2022年
ITコンサルティング部ITアーキテクチャー室セキュリティ担当及び三菱地所DX推進部を兼務。

新築ビルのネットワーク構築

前職は建設会社の社内情報システム部門で、社内のシステム開発やインフラ周り全般の運用に携わっていました。街づくり全体のことなど今までより広い領域で、その裏側を支えるインフラ業務に携われるのではないかと考え入社しました。入社後インフラシステム部に配属され、三菱地所がオーナーとして新しくビルを建てる時に、ビルの運営業務に使うネットワークを構築する仕事を担当しました。完成前からビルの中に入り、ビルが出来上がっていく様子を目の当たりにしながら、長期にわたりネットワーク構築に携わることができ、ビル完成の一端を担えたことにやりがいを感じました。新しいビルが建つのは年に何回もない貴重な機会でもあり、印象深いです。

社内基幹ネットワーク更新

社内の情報インフラを支える基幹ネットワークは、利用者からみると普通に使えて当たり前で、業務を行う上でなくてはならないものですが、予期せぬ故障が起きたりします。ネットワーク機器を止まりにくいような形に更新し、信頼性を向上させるネットワーク環境リプレース作業を行いました。ネットワークの仕組みを入れ替えることで、ユーザーの方に「前より早くなっていい感じだよ」と言われたりするとうれしいですし、モチベーションアップにつながります。

次期グループインフラ構築

コロナ禍を経て、ネットワークやパソコンを社内だけでなく外でも使うことが前提となりました。当社グループ共通のインフラ環境の全面刷新する次期グループインフラ基盤におけるアーキテクチャーやセキュリティ基盤の構築検討を行っています。グループの社員がどこでも安全に端末などのシステムを使えるようにするにはどうすればいいかを考えて、三菱地所のサイバーセキュリティ推進室とも連携しながら、セキュリティ監視基盤の構築、セキュリティ監視業務の運用設計などを行っています。DX推進を進めているグループを支える基盤の担当をしているということに誇りを感じています。

三菱地所ITソリューションズの魅力

中途採用ですが、入ってすぐにたくさんの役割をいただきました。そういう意味ではプロパー社員と中途採用の分け隔てなく業務につけますし、最近は中途入社の社員の方が多い状態なので、会社の雰囲気的にも入りやすいと思います。また、グループ全体のセキュリティ施策に企画段階から関与でき、三菱CC研究会(三菱グループ有志14社で情報処理、通信に関する新技術の調査、活用および事業化を目的に組織化した研究会)など社外での学習、情報交流の機会があるのも魅力です。

仕事をしていく上で大切にしていること

十分にできていないかもしれないという反省点はありますが、チームでコミュニケーションを十分に取りながら仕事を進めていきたいという気持ちがあり、大切にしたいと思っています。特にセキュリティの分野は、ITの仕事をしている人と会話していても「それはどういうこと?」ということがあったりするので、一般の利用者やセキュリティを専門としないシステム担当者とお話しする時は特に相手にわかりやすい言葉に置き換えて、丁寧に伝えるようにしています。

今後について

今取り組んでいる内容ですが、セキュリティの監視体制をどんどん強化していけるような取り組みを継続的にやっていきたいです。IoTや生成AIなど新しい技術において、セキュリティ対策のバランスが取れた施策検討を行いたいです。

求める人材

自分でここをこうしたいとか、アクションを起こせる人が望ましいと思います。また、自分の組織の中のセキュリティをどういう仕組みを作ってどう守っていくかということを一緒に考えられる人にも来ていただきたいです。若手の方でも一緒に学びながらやっていけたらと思います。